記帳代行サービスを利用するメリット・デメリットとは？

多くの代行サービスの中で、会社の会計に関係しているのが記帳代行サービスです。帳簿への記帳は自社の社員でもできます。ところが業務が立て込んでくると、忙しくてできなくなることもあります。そこでおすすめするのが、記帳代行サービスです。今回は、記帳代行サービスを利用するメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

記帳代行サービス業者に依頼できる業務

記帳代行サービス業者には、どんな業務を依頼できるのでしょうか？こちらで詳しくご紹介します。

記帳代行サービスとは？

そもそも記帳代行サービスとは、どんなサービスなのでしょうか？

記帳代行サービスとは、帳簿への記帳業務を代行してやってくれるサービスのことです。具体的には、会社などで日々の取引で発生する請求書・領収書などの取引データを、会計ソフトへ代行して入力するサービスのことです。

記帳代行サービス業者とは？

記帳代行サービス業者とは、クライアント企業から帳簿への記帳業務を外注で依頼される業者のことです。

記帳代行サービスの契約形態とは？

記帳代行サービスは、どんな契約形態なのでしょうか？

一般的に、記帳代行サービスの契約形態は請負（うけおい）です。請負とは、仕事が完了すると発注者から報酬がもらえる契約のことです。契約すると、記帳代行サービス業者は、範囲を決めて記帳代行をしてくれます。ただし現在は、年間契約・月額契約などいろんな契約形態があります。

記帳代行サービスに依頼するタイミングとは？

記帳代行サービスに依頼するタイミングはいつでしょうか？

通常、会社での帳簿への記帳は、会社の経理担当者、または会計担当者が行っています。ところが繁忙期になると、彼らの業務が忙しくなります。そうなると帳簿への記帳ができません。帳簿への記帳ができなくなった時が、記帳代行サービスに依頼するタイミングです。

記帳代行サービスを利用するメリット

記帳代行サービスにはどんなメリットがあるのでしょうか？こちらでは、記帳代行サービスを利用するメリットについて詳しくご紹介します。

①記帳業務をする手間が省ける

1つ目のメリットは、記帳業務をする手間が省けることです。記帳業務は結構面倒です。取引が多い会社になると、毎日膨大な量の請求書・領収書の記載、銀行での入金や出金などの記載が発生します。会社の経理担当者・会計担当者は他にも業務があります。そのため記帳業務ばかりやっていられません。記帳代行サービスに依頼することで、記帳業務をする手間を省くことができます。

➁本業にリソースを集中できる

2つ目のメリットは、本業にリソースを集中できることです。人員が多い会社であれば、専属で経理担当者・会計担当者を設置することが可能です。ところが世の中には、専属で経理担当者・会計担当者を設置できない会社もたくさんあります。中には、社長が自ら帳簿への記帳をやっているところもあります。そうなると、社長のリソースはそがれることでしょう。結果社長のパフォーマンスは大きく落ちます。これでは会社の業績があがりません。

記帳代行サービスに依頼することで、社長のリソースを集中することができ、高いパフォーマンスを実現することができます。記帳代行サービスは、現在他の業務が忙しくて、帳簿への記帳ができなくなっている社長、経理担当者、会計担当者におすすめするサービスです。

記帳代行サービスを利用するデメリット

記帳代行サービスにはどんなデメリットがあるのでしょうか？こちらでは、記帳代行サービスを利用するデメリットについて詳しくご紹介します。

①利用コストがかかる

1つ目のデメリットは、利用コストがかかることです。当然ですが、自社ではなく外注するのでコストがかかります。価格は単発契約で頼むと高くなり、長期契約にすると安くなります。できるだけ、成果に合った契約をすることをおすすめします。

また、安い記帳代行サービス、高い記帳代行サービスなどさまざまな価格帯があります。記帳代行サービスを依頼する前には、比較してから依頼するようにしましょう。そうすることで、利用コストを抑えることができます。

➁帳簿へ記帳するスキルが社員に身に付かない

2つ目のデメリットは、帳簿へ記帳するスキルが社員に身につかないことです。一般的に、会社で帳簿への記帳を行っているのは経理担当者・会計担当者です。ところが会社の規模が小さく、経理担当者・会計担当者がいない会社もあります。社長が帳簿への記帳をやっている会社もあります。

そういう会社で、記帳代行サービスを依頼してしまうと、会社の中で帳簿への記帳ができる人が育ちません。そうなると社長以外の社員に、帳簿へ記帳するスキルが身に付きません。結果的に記帳代行サービスの依存から抜け出せない会社になってしまうことがあります。

まとめ

今回は、記帳代行サービスを利用するメリット・デメリットについてご紹介しました。記帳代行サービスは、利用してみると結構役に立つサービスです。取引により発生する帳簿へ記帳を代行してくれるので、忙しい会社であればかなりの時間を省くことができます。また、第三者が記帳した後に、もう一度社内の人間が確認するので記帳ミスを大きく減らすことができます。本記事が、記帳代行サービスを利用するメリット・デメリットについて詳しく知りたい方に届けば幸いです。

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