フリーランスこそ活用したい記帳代行サービスの魅力と選び方

公開日:2025/12/15  

フリーランスこそ活用

フリーランスとして仕事を続けていると、どうしても後回しになりがちなのが日々の経理作業です。請求書の整理や仕訳入力は欠かせない業務ですが、本業を圧迫してしまうこともあります。そんなときに役立つのが「記帳代行」です。本記事では、フリーランスが記帳代行を利用するメリットや費用相場、業者選びのポイントについて解説します。

記帳代行で依頼できる業務内容を知る

記帳代行は、経理のなかでも「日々の記録する部分」だけを外部にお願いできるサービスです。まずは、どこまで依頼できて、どこからが税理士の専門業務になるのかを把握しておきましょう。

記帳代行と経理代行の違いを理解する

記帳代行は、預金通帳の動きや領収書・請求書をもとに仕訳入力を行い、帳簿を整えるサービスです。日常的な経理作業を外部に任せられるため、フリーランスがもっとも時間を取られやすい部分を効率化できます。

一方で経理代行は、振込業務の代行や請求書発行など、より幅広い事務作業を含むサービスです。両者は似ていますが、担当範囲が異なる点を理解しておくと業者選びがスムーズになるでしょう。

税務申告は含まれない点に注意する

記帳代行では、決算書の作成や税務申告は扱いません。これらは税理士の独占業務にあたるため、代行会社が引き受けることはできない仕組みです。フリーランスの場合、確定申告を税理士に依頼するか、自分でクラウド会計ソフトを使って申告するかを選ぶ必要があります。

記帳代行と税務申告を別々の専門家に依頼するケースも多く、経理の負担を調整しながら利用できます。

どこまで任せるかを最初に決めておくことが大切

領収書の整理からお願いするのか、仕訳入力だけを依頼するのかは業者によって対応が異なります。フリーランスの場合、紙の領収書が多い人もいれば、すべて電子データで管理している人も少なくないでしょう。

自分のスタイルに合う範囲で依頼しないと、手間が増えてしまうこともあります。契約前に、対応可能な業務範囲を細かく確認しておいてください。

記帳代行を活用するメリットと注意点

記帳代行は、フリーランスの働き方にとても相性のよいサービスです。ただし、メリットとあわせて注意点もあります。両方を理解したうえで利用すると、負担を減らしながら経理の質を高めることができます。

本業に集中できるから生産性が大きく上がる

経理作業は、ルールが多く慣れないと時間がかかりやすい作業です。とくに、忙しい時期には数日分の領収書をまとめて処理するなど、業務の遅れが発生しがちです。記帳代行を利用すれば、面倒な入力作業をすべて任せられるため、本来の仕事に集中できます。結果として、売上アップや納期短縮など、生産性の向上にもつながりやすくなります。

専門家に任せることで帳簿の正確性が高まる

記帳代行を行うスタッフは、日常的に仕訳入力を手がけているため、経理のルールに詳しい人が多いことが特徴です。とくに会計ソフトに不慣れなフリーランスにとっては、仕訳ミスが減るだけでも大きな安心材料になるはずです。帳簿が整っていると、金融機関への提出資料としても信頼性が高まり、融資を検討する際にも役立ちます。

注意点は「情報共有のタイムラグ」と「セキュリティ」

記帳代行に任せると、自分で入力するより業績をリアルタイムに把握しにくいことがあります。ただし、クラウド会計ソフトに対応している業者ならデータが同期されるため、この問題は小さくできます。また、領収書データのやり取りが必要になるため、セキュリティ体制のチェックは欠かせません。実績が多い会社や情報管理を徹底している会社を選ぶと安心です。

フリーランスが知っておきたい料金相場とサービス選びのコツ

記帳代行を利用するうえで、多くの人が気になるのが料金です。相場を理解したうえで、自分の仕事量に合うプランを選ぶことが大切です。

料金は「仕訳数」で決まることが多い

一般的な記帳代行の料金は、月間の仕訳数に応じて決まります。たとえば「月100仕訳までで〇円」といった形で、取引量が増えるほど料金も上がる仕組みです。フリーランスの場合、取引が少ない月と多い月の差が大きくなりやすいため、仕訳数の上限がゆるいプランを選ぶ人もいます。自分の取引量を把握し、無理のない料金設定かどうかを確認しましょう。

会計ソフトとの相性は必ずチェックする

クラウド会計ソフト(freee、マネーフォワード、弥生など)に対応している業者は多いですが、すべてに対応しているとは限りません。すでにソフトを使っている場合は、対応状況を必ず確認しておきたいところです。

対応していないソフトを使っている場合、データの移行が必要になり、余計な手間が生まれる可能性があります。

比較するときは「実績・対応スピード・セキュリティ」が鍵

料金だけで選ぶと、あとから不便に感じるケースが少なくありません。とくに重要なのは、どれだけ迅速に処理してくれるか、問い合わせへの対応が丁寧か、といった運用面です。

また、情報を扱うサービスだからこそ、セキュリティ体制が整っているかどうかは欠かせないチェックポイントです。複数の業者を比較し、自分が安心して任せられる相手を選ぶようにしましょう。

まとめ

フリーランスは本業に時間を使いたい一方、経理作業から逃れることはできません。記帳代行は、日々の仕訳入力や雑務を専門家に任せられるため、負担を大幅に軽くできます。メリットだけでなく、業績把握のタイムラグや情報管理のリスクといった注意点もありますが、クラウド会計の活用や信頼できる業者選びを徹底することで、安心して利用できます。自分の仕事量に合った料金プランや対応可能なサービス範囲を確認しながら活用すれば、経理のストレスを減らし、事業に集中できる環境が整うでしょう。

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