記帳代行に資格は必要?利用におけるメリットやデメリットも解説!

公開日:2023/11/15

資格は必要?

多くの企業が経営において記帳作業の負担について悩まされています。本業に専念したいが、記帳作業に追われることがあるでしょう。そんな悩みを解決するための一つの答えが記帳代行サービスです。この記事では、記帳代行の基本から、そのメリット・デメリット、さらには料金相場について詳しくご紹介します。

記帳代行とは?資格は必要?

記帳代行とは、企業の会計業務の一環として、日々の取引に関する帳簿の記録を代行するサービスです。このサービスは、特に資格を必要とせず、基本的な会計知識があれば、誰でも記帳代行業務を行うことが可能です。

しかし、税理士法により、決算申告などの一部業務は税理士資格を持つ専門家に限られています。そのため、記帳代行を行う際には、この法的な制限を理解し、遵守する必要があります。記帳代行業者を選ぶ際には、業者の経験や知識があるかを見極めることが重要です。

日商簿記3級以上の知識を持つ業者は、基本的な会計処理はもちろん、複雑な取引の記録にも対応できるでしょう。また、記帳代行業者が提供するサービスの範囲は、単にデータ入力に留まらず、財務分析や税務に関してのアドバイスを受けることができます。

これらの付加価値の高いサービスを提供できるかどうかも、業者選びの重要なポイントです。さらに、記帳代行サービスを利用することで、企業は経理業務の効率化を図ることができます。特に中小企業やスタートアップでは、経理担当者が不在であったり、経理業務が本業の妨げになっているケースも少なくありません。

記帳代行を利用することで、これらの企業は経理業務の負担を軽減し、本業に集中することが可能になります。

記帳代行のメリットとデメリット

記帳代行のメリットは、効率化とコスト削減に大きく寄与します。外部の専門家に記帳業務を委託することで、企業は経理業務にかかる時間と労力を大幅に削減できます。これにより、経営者や従業員は本業により集中でき、事業の成長に直接貢献する活動に重点を置くことが可能になります。

また、専任の経理担当者を雇用するコストや、税理士に全面的に業務を依頼するよりも、記帳代行サービスは一般的にコストパフォーマンスが高いとされています。さらに、記帳代行サービスを利用することで、会計業務の専門性が向上するというメリットもあります。

専門的な知識を持つ記帳代行業者は、単にデータ入力を行うだけでなく、税務上のアドバイスや財務分析など、より高度なサービスを提供することが可能です。これにより、企業はより正確で効果的な財務管理を行うことができるようになります。

一方、デメリットとしては、経営状況の把握が難しくなることが挙げられます。記帳業務を外部に委託すると、日々の経理情報が社内で直接管理されなくなるため、経営者がリアルタイムで財務状況を把握することが難しくなることがあります。

これは、特に迅速な意思決定が求められる状況においてはデメリットとなり得ます。また、物理的な手間も考慮する必要があります。記帳代行サービスを利用する場合、領収書や請求書などの書類を業者に送付する必要があります。

これには郵送やデジタル化の手間が伴い、場合によってはこれが意外な負担となることもあります。特に、書類の量が多い場合や、頻繁に送付する必要がある場合は手間になります

記帳代行の料金相場と料金形態

記帳代行の料金相場は、サービスの範囲と仕分け数によって大きく異なります。一般的には、100仕分け以内で約1万円、401仕分け以上で3万円からというのが相場の目安です。これは基本的な記帳業務に対する料金であり、追加サービスが必要な場合は別途料金が発生することが一般的です。

例えば、財務分析や税務アドバイスなどの専門的なサービスを求める場合、これらは通常の記帳代行料金には含まれていないため、追加料金が必要になります。料金形態には大きく分けて二つのタイプがあります。一つは、一仕訳ごとに料金が発生する従量制です。

この形態は、実際の記帳作業量に応じて料金が決定されるため、記帳の量が月ごとに大きく変動する企業に適しています。

もう一つは月額制で、ここでは基本的な仕分け数が設定され、その範囲内であれば一定の料金でサービスを受けることができます。超過分については追加料金が発生しますが、毎月の料金が一定であるため、予算管理がしやすいというメリットがあります。

まとめ

記帳代行は、特に多忙な企業経営者や経理担当者にとって有効なサービスです。資格は必要なく、コスト削減や業務の効率化が期待できる一方で、経営状況の把握が難しくなるというデメリットもあります。このため、サービスの導入を検討する際には、これらの点を十分に理解し、自社のニーズに合ったサービスを選択することが重要です。料金相場や料金形態を把握し、自社に最適なプランを選ぶことが、記帳代行サービスを成功させるポイントとなります。本記事を参考に、ぜひ記帳代行を利用してみてください。

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